PHPやjavascriptを開発する場合、notepadでもソースコードを打ち込めるのですが、かなりの手間がかかります。
通常の開発ではIDEと呼ばれる統合開発環境を利用するか、プログラム言語に特化したエディタを利用するのが一般的です。
はじめにおさらいとしてIDEとエディタの違いとメリットデメリットを抑えておきましょう。
IDE
従来、コンパイラ、テキストエディタ、デバッガなどがばらばらで利用していたものをひとつの対話型操作環境(多くはGUI)から利用できるようにしたもの。最近のIDEには、GUIアプリケーション開発のための迅速なプロトタイピング (RAD) が可能なものが多い。統合開発環境を使うことによって、巨大かつ複雑なソフトウェアでも、作成者に負担をかけることなく開発することが可能になる。
また、IDEには無料のものから有料のものまで様々なツールが登場しています。
メリット:
複数人での大規模な開発が可能。
入力補助やデバッガなど一つのIDEで開発に必要な要素が含まれている。
デメリット:
動作が重いことが多い。
エディタはPHPの開発をベースにしたものが多いようですのえ、PHP開発としてのIDEを紹介すると、人気ところだと以下のものがあります。
PHPStorm
私は使ったことないのですが、かなり使い勝手がいいようです。
・言語は英語ベース
・有料(個人:89ドル、法人199ドル)
・30日は無料です。
・スタートアップ、学生、教育目的など使う人の属性に応じて割引があります。
初めてという方はまずは30日無料で使ってみると良いと思います。
NetBeans
NetBeans(ネットビーンズ)とは、オラクル(買収以前はサン・マイクロシステムズ、以下同)を中心としたコミュニティにより開発されている、オープンソースの統合開発環境(IDE)である。Java/PHP/C言語/C++/JavaScript/Groovy等のいくつかのプログラミング言語に対応している。NetBeans Platformを利用して開発されており、様々なモジュールを組み込むことが可能である。NetBeansの特徴の一つであるGUIエディタ(Project Matisse)もその一つである。
・GUI(Graphical User Interface)が使いやすい。
・日本語に対応している。
・無料で使える。
いきなりPHPStormはチョット不安・・・という方はまずはNetBeansを使ってみるのがよいと思います。使いかってがわかってきたら他のツールを検討するというのがよいかと。
エディタ
ソースコードエディタとは、プログラマがプログラムのソースコードを編集することを目的として設計されたテキストエディタプログラムである。独立したアプリケーションの場合と、統合開発環境 (IDE) に組み込まれている場合がある。
つまりIDEの中にはエディタとしての役割もあるということですね。
メリット:
IDEに比べて動作が軽い。
デメリット:
シンプルな機能であるが故に、欲しい機能が不足することがある。
但し、最近ではエディタも進化してきており、ソースコードを書いている際に、構文エラーや入力補助などデバッグで分かるようなことが事前に分かるエディタも登場してきています。
人気のエディタAtomを使ってみる
今回、試しに利用し始めたのはGitHubがオープンソースとして開発したAtomというテキストエディタです。
前評判は上々。実際に使ってみてどうなのか色々と試してみました。
Atom
・無料
・プラグインが豊富
・入力画面のエディタのビジュアルがいい。
ダウンロード方法やおすすめの初期設定の方法なんかはいろんなサイトで紹介されているので、そちらを参考にしてください。
特に使い勝手として気になるのは、タイトルにもあるように、HTML/CSS/PHP/javascriptなど複数の言語を用いた開発が簡単に行えるかどうかという点です。