タイトルの件がなぜ気になったのか?
ハイそうです。
2019年3月12日のGoogleアップデートで、管理しているサイトのアクセスが下落したため、その対応を検討しているなかで、運営サイトのタグとカテゴリーをindexさせるべきかという問題にぶち当たりました。
「良いコンテンツを作りましょう」はわかりますが、そう言っても、何かしらのアクションを起こさないと気が済まないたちでして、、、
きっと同じような悩みを抱えてこの記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか?
そもそもカテゴリーとタグのインデックスに関するベストプラクティスはあるのか?
古い記事ですが、役に立たないタグページであれば、noindexにした方がよいという指摘もあります。
SEOを考慮したタグページの取り扱いベストプラクティス
2017年の記事ですが
低品質コンテンツによる検索への悪影響はnoindexで回避できる、ただし一時しのぎ
こちらの記事によると
レビュー投稿サイトでレビューが存在しないページや、EC サイトで 該当商品が1つや2つしかないカテゴリページも十分なコンテンツが確保できるまで、noindex にしておくことも有効なやり方です。
コンテンツが増えてきたなら、noindex を外せばいいでしょう(システムで自動化しておくといい)。
といったやり方もあるみたいです。
運営サイトのindex状況
現状運営しているサイトでは以下のような設定担っていました。
All in one SEO
カテゴリー:noindexしない
タグ:noindexしない
サイトマップ送信
カテゴリー:送信する
タグ:送信しない
この状態でSearchConsoleでインデック状況を調べると、215のページが「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」という状況になっていました。
インデックスさせたいのか、させたくないのか、中途半端な状態ですね。
SearchConsoleのランディングページで、タグページやカテゴリーページが検索流入しているかどうかを調べたところ、どちらもほとんど流入していないことがわかりました。
これは、ユーザーにとって検索結果に表示しても役に立っていないということと解釈出来ます。
実際に運営しているサイトでは、タグとカテゴリーは、サイト内の循環と記事のグルーピングに使用しており、検索結果に表示されにくい運用をしているといえます。
他社サイトでタグとカテゴリーはどうしているのか?
いくつかのサイトでインデックス状況を調査しました。
LIG
カテゴリー:noindex付与なし
タグ的存在がない??
サルワカ
カテゴリー:index付与
タグ的存在がない??
で、どうするか
運営しているサイトでは、各カテゴリーは十分な記事があるため、noindex化はさせなくていいと考えています。また、カテゴリー数も10程度であるため、indexされたからといって、サイト全体に悪影響を与えることはないように思います。
一方でタグは現在150近く存在しており、ほとんどの記事数が10記事以下という状況で、個人的にも質が低いという解釈をしてもいいように思います。
今回の対応では、以下のようにすることにしました。
All in one SEO
カテゴリー:noindexしない(現状維持)
タグ:noindexする(変更)
サイトマップ送信
カテゴリー:送信する
タグ:送信しない
要はタグをnoindexにするということですね。例えば10記事以下であればnoindexするという方法もありますが、タグページの全体のアクセスがほとんどゼロという状況であれば、わざわざ分割する必要もないかなという印象です。
タグページでも極端にアクセスに差があるようであれば、記事数でindex状況を分けるという判断もありえるかなと思います。