今回は久しぶりにWEBメディアネタです。
うちで扱っているメディアで、いままでPage Speed Insightの数値を気にしていないサイトがあり、今回気になって数値をみたところ、かなり点数が低かったため、改善に乗り出したのがきっかけです。
このメディアではWordpressを利用していたので、いくつか高速化のプラグインを入れてみました。
PageSpeedInsight改善施策
施策対応前
モバイル11
PC61
Lazy Load導入
モバイル9
PC82
WP Fastest Cache
モバイル27
PC82
多少早くなったけど、モバイル25点。。。
モバイル版のエラー情報を見ると、常に以下の項目が表示される。
「次世代フォーマットでの画像の配信」
これは、JPEG 2000、JPEG XR、WebPといった新しい画像フォーマットでより圧縮した画像を利用することを推奨しているらしい。
しかし、これらの画像フォーマットはまだ対応しているブラウザが少ない上に、Wordpressでも画像としてすら認識してくれない問題があるらしい。
他のメディアではどうなんだろうか?
その他、いくつか大手の有名メディアを複数解析してみたが、同様に20点台だったことを考えると、現時点で高い点数を出すことは現実的にかなり難しいと推測される。特に画像が多いページでは点数が低くなる傾向があるようである。
唯一、うちでオリジナルで作成したテンプレートで、画像がほとんど表示されないサイトでのみ90点以上の点数を出すことができた。
一般的に出回っているwordpressのテンプレートでは機能が充実している分、動作がもっさりしているような印象。
このことから考えるに、最小構成のテンプレートを使い、表示する画像を最小化することで、より高速化に対応したサイトをつくることが可能になると思われる。
今回、久しぶりにPage Speed Insightの数値を見たが、いくつか改善提案の項目も変わっているようなので、後日、改善項目と改善方法について改めて検討してみたいと思う。