サーバーが必要な人、不要な人
これまで、ブログをamebaやFC2などの無料サービスを利用している方は多いと思う。
本格的にウェブサイト(ホームページ)を作りたいという場合のためのサーバー設置のメリットを紹介し、より自由度の高いホームページの作り方を紹介したい。
サーバーとは何かを説明する前に、独自サーバー設置はこういう人に向いている。
・自分のウェブサイトから広告を外したシンプルなサイトを作りたい。
・自分のウェブサイトの広告収入を得たい。
・好きなようにウェブサイトをカスタマイズしたい。
・独自ドメインを使いたい(例:web-kiwami.com)
・自分専用のメールアドレスを持ちたい。(例:xxxxx@web-kiwami.com)
・自分で商売をはじめるためのウェブサイトを持ちたい
逆に、こういう方はサーバー設置は不要なので、このまま無料のサービスを使って行くと良いだろう。
・徹底的に無料でウェブサイトを作りたい
・広告も気にならない
サーバーとは?
サーバーとはデータを保管する倉庫のような場所で、ウェブサイトを運営するためには、世界中からウェブサイトのデータにアクセスするための保管庫(サーバー)が必要になる。
サーバーは自宅で作成することも出来るが、初期費用や維持費を考えると特別な用途がない限りレンタルで充分だろう。
レンタルサーバーの相場としては、年間6000円〜12000円前後(初期費用を除く)位であろう。
筆者の個人的な意見であるが、サーバーのレンタル代は概ねレンタル代が高ければ、品質も上がると思われる。
安いサーバーだと、高付加がかかるとサイトアクセスができなくなるなどのトラブルもある様なので、むやみに安ければいいというわけではないことに注意しよう。
サーバーに求められる最低限必要なスペック
WordPress(ウェブサイトの簡単作成ツール)を使用したい場合
・PHPとMySQLが使用可能
・マルチドメイン(複数サイトを運営する場合)
※ちなみに筆者は4つのドメインを管理している。
・メールアカウント(複数メールアドレスを使用する予定であれば数を確認)
また、レンタルサーバーにはデータベースと呼ばれるデータを格納する単位が存在する。
データベースが一つであれば、例えるならば、荷物をおいておく保管庫が1つであり、複数であれば、保管庫が複数あるイメージを持ってもらうと良いだろう。
より高負荷(アクセス数が莫大)なサイトを運営する場合には、1データベースに1ドメインを割り当てた方がいいだろう。
個人で簡単なサイトを運営するのであれば、1データベースで十分であると思われる。
用途に応じたレンタルサーバー
昨今、中小のレンタルサーバー業者が群れをなしている。
今回は、そんな中でもネット上での評判等のリサーチを考慮してレンタルサーバー業者を厳選した。
とりあえず独自サーバーが欲しい(スペックは問わない)
・ロリポップ
特徴:
安くて最低限の機能を提供している。Wordpressを使用するためのデータベース利用は月額263円〜のロリポプラン以上を選ぶこと。
※PHPのセーフモードをオフにする必要がある。
セーフモードによる制限と対処方法
・さくらインターネットサーバー
特徴:
初期費用、月額費用が低額であるにも関わらず、充分な機能と安定運用には定評がある。個人で使用するための必要条件を満たしている。MySQLが使用出来るスタンダードプラン以上を選ぶこと。マルチドメイン20個、メールアドレス無制限もうれしい。
大規模サイトへ成長させる予定
・エックスサーバー
特徴:
ドメイン登録が無制限で、安定した運用がウリ。複数ドメインを管理する予定がある方におすすめ。
当サイトは、エックスサーバーを利用している。月額1050円〜
キャンペーン期間中であれば、ドメインを一つ貰えるので、タイミングを見て契約したい。
・シックスコア
特徴:
エックスサーバーのよりビジネスに特化した高品質サーバー。手厚いセキュリティとサポートがウリ。
使用するサーバーも高品質で、高負荷にも耐える仕様となっている。
まとめ
脱、無料サーバーであれば最初はさくらインターネットサーバーかロリポップが無難だろうと思う。
アフィリエイトサイトを作成したい方や、広告がないスマートなサイトを作りたい方は、多少の出費で多くのサービスを受けられるレンタルサーバーを早急に用意した方が得策であると考える。
アクセスが増えてくれば、より上位のサーバーに移行することも可能なので、状況に応じて、サーバーの契約を変えて行こう。